【田舎移住者必見】今すぐ必要な物、後から用意する物、寒冷地用に用意する物まとめ

都会と違い、「田舎で必要な物」と言われるとたくさんあってわからない。
絶対にすぐ必要なのか、後から購入でも間に合うのかを必要順に解説します。
筆者は8年前に横浜から新潟へ移住してきました。この経験から、田舎で必要な物について、優先順位をつけて解説します。
この記事を読んで頂ければ、田舎移住の際に、必要な物と、すぐには必要でない物が理解できると思います。
そうすれば、購入する必要が無い物を用意してしまったり、余計なスペースを大切な居住空間に使ったりする事もなくなります。
私は・・・
- 田舎移住時に絶対に必要な物
- 田舎移住時にすぐに必要ない物(いづれは用意する物)
- 寒冷地の場合に必要な物
- 無くても困らないが、あれば便利な物
1|田舎移住時に絶対に必要な物
1-1|車
1-2|免許証
1-3|チャイルドシート
2|すぐに必要ない物(いづれは用意する物)
2-1|インターネット環境
2-2|草刈り道具
2-3|泥上げスコップ
2-4|長靴
3|寒冷地に必要な物
3-1|暖房器具
3-2|雪かきスコップ、ママさんダンプ、除雪機
3-3|スノーブラシ
3-4|スノータイヤ
3-5|寒冷地用ウォッシャー液
4|無くても困らないが、あれば便利な物
4-1|物置、自転車置き場
4-2|防草シート
4-3|ホースリール
5|まとめ
1.田舎移住時に絶対に必要な物
1-1:車
絶対に必須です。別の記事でも解説していますが、田舎は移動のほとんどが車になります。
公共交通機関もある程度整っていたとしても、都会と比較すると移動手段として期待してはいけません。
買い物、通勤、病院・・・ほとんど全てにおいて車は必須であることを覚えておいてください。
逆に言えば、車さえあれば後はどうにでもなります。他にも必需品はありますが、車やインターネットで購入できます。
しかし転職が決まり、いよいよ移住となると時間もほとんどなく、車を購入している時間がないかもしれません。
初めての車、どうやって買うの?何を選んだらよいかわからない・・・そんな時は、とりあえずカーリースの選択をおすすめします。
カーリースって何?
カーリースとは、お客さまが選んだクルマを一定期間(契約期間)、月々定額で乗れる支払いプラン。頭金0円からOK。期間中の税金や諸費用も含まれているので、まとまった出費もなく気軽に新車に乗れるんです。
https://www.carlease-online.jp/leaseinfo/index.html
ナンバープレートも「わ」ナンバーではありません
・頭金不要
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・自宅で車選び~契約、納車が可能
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1-2:免許証
車が必要であれば、当然免許証も必要です。
免許証は最短で15日で取得可能です。
引っ越しや各種の手続で時間がないでしょうが、頑張って取得しましょう。
免許証取得の最短日数とは?
MT車の場合、第一段階の技能で8日間、第二段階の技能で7日間、仮免許試験と卒業試験がそれぞれ1日かかり、合計で15日間が最短の日程です。
https://www.carlease-online.jp/leaseinfo/index.html
AT車の場合、第一段階の技能で6日間、第二段階の技能で7日間、同じく仮免許試験と卒業試験が1日かかり、最短で13日間が必要です。
1-3:チャイルドシート
子供がいる世帯の場合、車に乗る時はチャイルドシートが必ず必要になります。
道路交通法により平成12年4月1日から6歳未満の乳幼児にはチャイルドシートを使用することが義務化されています。(国土交通省)

2.すぐに必要ない物(いづれは用意する物)
車があれば何でも購入に行けるので、すぐに必要ではないけど、いづれは必要になる物を解説します。
あとは、実際に移住してから必要なタイミングで購入しましょう。
2-1:インターネット環境
優先度上げて用意したいのが、インターネットの環境です。
インターネットがあれば、ネットサーフィン、動画視聴、オンラインショッピング等、生活の幅が広がります。
特に、近くに商業施設が無い方はオンラインショッピングが必要になるので、優先度を上げた方が良いかもしれません。
インターネット環境を整えるには主に3つの方法があります。
・光回線:固定回線であり、大容量、高速利用者向け(場合によっては工事が必要)
・さすだけwifi:コンセントに差すだけで工事不要、引っ越しが多い方や時間が無い方におすすめ
・モバイルwifi:持ち運びできるwifi、外出先でもwifiを使用したい方向け
・光回線について:移住先に回線があれば、回線業者やプロバイダは決まっているので、LANケーブルやルーターを用意すれば、インターネットができます。
一方で、回線が無い場合は、自分で回線業者とプロバイダを選びます。また、回線工事もすぐにできるわけではないので、契約から1か月程待つ必要があります。(業者の繁忙状況による)
・さすだけwifiについて:自宅のコンセントに差すだけでインターネット環境が整います。光回線と違い、工事が不要なので、時間が無いときに手っ取り早くインターネット環境が欲しい方におすすめです。
・モバイルwifiについて:持ち運びのできるwifiで、外出先でもインターネットができます。但し、通信の安定性は他より劣ってしまいます。さすだけwifiと同様に工事不要なので、時間がない方におすすめです。
2-2:草刈り道具
賃貸住宅に住んでいる方は必要ありません。
戸建ての住宅に住んでいる方、こちらの記事でも紹介していますが、田舎は土地が安く基本的に広いです。そのため、敷地内の管理をしなければいけないのですが、その一つが雑草除去です。植木がある場合は、剪定の必要もあります。
草刈り道具は主に下記を用意すると良いと思います。
・刈払機:敷地が広い、時間をかけたくない方向け
・鎌:敷地が狭い、時間をかけても良い方向け(小学校の奉仕活動でも使用する)
・金属製の小さいスコップ:雑草を根こそぎ取りたい方向け
・万能くわ:広い範囲の雑草を根こそぎ取りたい方向け
・剪定ばさみ:植木の剪定が必要な方向け
2-3:泥上げスコップ
田舎は田んぼが多く、自治体によっては泥上げを実施する地域もあります。
泥上げは主に田んぼにつながる用水路に溜まった泥を上げる作業になります。その他にも、家の前の下水路に溜まった泥を上げる作業にも使用します。
側溝を持ち上げるには、専用の道具が必要ですが、ほとんどの場合自治体で所持している物を借りれるので、本記事での紹介は割愛します。
泥上げには下記を用意すると良いと思います。
・泥上げスコップ
・防水手袋
・長靴
2-4:長靴
戸建てに住んでいる方や、寒冷地にすんでいると重宝するのが長靴です。
自宅の庭での農作業時や、泥上げをする時はもちろんですが、雪が降った時には必ず要ります。
おすすめは、防寒用の長靴です。これ1つあれば、生活に関わる大抵の作業は事足ります。
3.寒冷地に必要な物
筆者は新潟に住んでおり、毎年冬には雪が降ります。その中でも、年に数回の大雪を経験します。
これから、雪が降る地域に移住を考えている方は、冬になる前に揃えておいた方が良い物です。
3-1:暖房器具
住んでいる地域によって必要になる暖房器具は異なります。また、住んでいる住居によっても違いますので、適切な物を冬が来る前に選んで下さい。
・エアコン:肌寒い程度であればこれで十分。夏も冷房として使用可能
・石油ストーブ:雪が降る地域であれば、暖房性能抜群。但し、集合住宅だとNGの場合も有り
・オイルヒーター:じんわり室内を温める。暖房器具がこれ1つだと厳しい
・床暖房:注文住宅であれば設置可能。但し、これだけだと暖房性能としては不十分。他の暖房器具と組み合わせて使用
・温水ルームヒーター:設置工事が必要な場合有り。暖房性能抜群
3-2:雪かきスコップ、ママさんダンプ、除雪機
移住したばかりで雪がどれくらい降るかわからない方は、とりあえず雪かきスコップを用意しておきましょう。
想定以上に雪が多い場合は、ママさんダンプを購入するといった順番で良いと思います。
雪かきスコップは、車に積んで移動できるため、持っていて損はありません。ママさんダンプは、保管場所が必要になるので、降雪量によって購入するか決めた方が良いと思います。

豪雪地帯に移住する方は、除雪機の購入を検討しましょう。
除雪機にも種類があるので、降雪量や保管スペースを考慮して選ぶといいです。
また、自治体で共有の除雪機も所持している場合もあります。一度確認してみることを、おすすめします。
3-3:スノーブラシ
車に積もった雪を落とす道具がスノーブラシです。寒冷地では、雪かきスコップと同じく、車に常備します。
雪が降る前に必ず用意しましょう。

3-4:スノータイヤ
寒冷地で車を所持している方には必須です。
タイヤチェーンという選択肢も無くはないですが、雪が降る地域であればスノータイヤの方が効率的で安心・安全です。
但し、夏用タイヤと両方所持することになるので、保管場所は確保しましょう。

3-5:寒冷地用ウォッシャー液
冬の平均気温が氷点下になる場合は、車のウォッシャー液が凍結してしまう可能性があります。
その場合は、寒冷地用のワッシャー液を用意しましょう。薄めずに使用すれば、ー40℃くらいは、凍結せずにすみます。
4.無くても困らないが、あれば便利な物
4-1:物置、自転車小屋
本記事で紹介した通り、田舎では必要な物が多くなります。
特に寒冷地に住んでいると、タイヤや雪かき道具等スペースがたくさん必要になります。また、子供の自転車等も保管場所が必要になります。
住宅の敷地に余裕があれば、物置や自転車小屋を設置すれば、これらを収納できスペースに余裕ができます。
敷地の大きさに合わせて検討してみましょう。


4-2:防草シート
雑草を取るのが面倒という方は、防草シートをおすすめします。(筆者の家も使用しています)

防草シートを敷くには下記の手順ですると良いです。
1.雑草を抜く
2.小石等を除去
3.土を平らに整地
4.防草シートを敷く
5.Uピンで防草シートを止める
注意点として、風が強い地域の場合、Uピンの間隔を狭くしないと防草シートが飛ばされます。筆者の庭も、レンガ等の重しを乗せています。
4-3:ホースリール
庭付きの戸建て住宅の場合、重宝するのがホースリールです。
ホースリールの用途としては、花の水やり、洗車、窓ガラス洗浄、子供用プールの貯水等、単純な延長ホースとしてだけではなく、様々な用途で使用できます。

5.まとめ
本記事では、様々な商品を紹介してきましたが、一番必要なのは車です。
車さえあれば、他の商品は簡単に手に入るので、まずは車を準備することを優先にするとよいでしょう。
特に、移住が決まり時間が無いときには、カーリースがおすすめです。
・車選び~納車までインターネットでOK⇒バタバタで時間が無い方向け
・毎月定額・安く乗れる⇒田舎へ転職で、給料が下がっても安心
・頭金、初期費用不要⇒引っ越しや新生活の資金にまわす

それでは、皆さん素敵な田舎ライフをお過ごしください。