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【田舎は転職先がない?】機械設計エンジニアのための優良企業の探し方

magutaku
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田舎に移住したいけど、自分が理想とする企業が見つからない。

優良企業が無いために都会を離れることができない人も多いのではないでしょうか?

結論から言うと上手に転職サイトを使えば、田舎でも優良企業を探すことができます。

本記事では、筆者の転職経験からたったの5ステップで優良企業を探すことができる方法を解説をします。

是非参考にしてみて下さい。

あなたは誰?

・田舎暮らし8年のアラフォーおじさん

・国立大学の機械工学系出身

・大手事務機器メーカーで7年機械設計を担当

・現在は田舎の中小企業で機械設計のマネージャー

・二人の子供の父

この記事でわかること
・優良企業の探し方
・おすすめの転職サイト

優良企業は5ステップにより絞り込めます。

優良企業の選択方法の5ステップ
有名な地場産業、中小企業のある地域を選択(移住先候補)

高速道路IC、新幹線の駅周辺が狙い目

転職サイトで求人情報確認
独自製品を扱っているかを確認

競合が少ない=企業の安定性

本社(経営、営業)が首都圏にあるかを確認

首都圏=顧客が多い=企業の安定性

グループ会社を確認

オーナー企業の一部=企業の安定性

転職までのロードマップ-企業選択

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ロードマップ全体を先に見たいという方はこちらの記事へどうぞ

STEP1 有名な地場産業、中小企業ある地域を選択

最初のステップでは、転職先=移住先の地域を絞り込みます。

なぜ地域で絞り込むかというと、転職先の近くの地域に移住することになるので、地域環境が悪いと転職の意味が薄れます

転職先の地域の絞り方は、以下の4つのポイントを抑えるといいかと思います。

転職先地域の絞り方‐4つのポイント-
項目理由
有名な地場産業がある地域が活性化=生活に必要な環境が整っている
中小企業がたくさんある働く人が多い=地域が活性化
高速道路のICがある物流が盛んな場所=産業が活性化
新幹線の駅がある県外からアクセスしやすい=人が集まりやすい=地域が活性化

【坪単価10万円以下】地方都市を5項目で比較してみた【北海道、東北】

筆者の住んでいる燕市は、4つのポイントを満足している地域です。

https://www.city.tsubame.niigata.jp/monodukuri/400.html

注意しなければならないのは、地場産業=転職先ではないという点です。

転職先である重要なポイントについては、STEP3で説明します。

STEP2 転職サイトで求人情報確認

移住したい地域が絞り込めたら、求人情報を確認します。

求人を確認するには、大手転職サイト地域特化転職サイトの2つを確認することをおすすめします。

大手転職サイトは、比較的規模の大きな企業を網羅的に扱っています。求人情報だけでなく、転職書類の添削や面接対策等のサポートも充実しています。

地域特化転職転職サイトもメリットがあるので、確認しておくことをおすすめします。

地域特化転職サイトのメリット

・地域の中小企業を扱っている

・独自の企業ルートを持ち、非公開情報もある

・地域情報・生活情報のアドバイス

主な大手転職サイト、地域特化転職サイトは下記になります。ここでは、筆者の住んでいる新潟を候補として挙げています。

STEP3 独自製品を扱っているかを確認

都会と違い、田舎の企業は中小企業が多いです。そのため田舎へ転職を考える場合、中小企業で働く可能性が高いです。(もちろん大手もありますが、ノルマやストレスを考えると中小企業がベストの選択肢です!)

そうすると気になるのは、企業の安定性になります。企業が安定していれば、長い間、高い収入で働く事ができます。

その為転職時の収入は、転職前の収入より低くて問題ありません。それよりも将来性を重視した方がいいです。

また大手企業と違い事業規模が小さいので、仕事に対するノルマが少なく、ストレスが少ないのが魅力です。

では、安定している企業を見分けるにはどうしたらよいでしょうか。

それは独自製品を扱っていることです。

ここで言う独自製品は、【参入障壁が高そうな製品】を言います。

下記のような製品は参入障壁が高い製品と言えます。機械設計エンジニアであれば、大体の目星は付くと思います。

参入障壁が高そうな製品の見分け方

・パッと見て製作方法が思いつかない製品

・巨大な製品

・構造が複雑な製品(機械加工が難しく、溶接・鋳造・鍛造を使用していそう)

・見たことがない製品

・機械要素や材料はNG

【一例として】

(2023年4月に)リージョナルキャリア新潟で確認したところ、下記のような製品を扱っている会社が求人をだしています。これは、上記項目が全て当てはまる、参入障壁が高い製品と筆者は考えます。

https://www.tbgtech.co.jp/products/loading-arms/

ローディングアーム

タンカーから LNG 等を荷揚げする設備。
海外から LNG や LP ガス等の原料を輸入し、陸揚げする際に、陸側から船側の積み出し用取り合いフランジへ配管を接続し、その配管を用いて陸側タンクへ受入を実施している。このときに用いる配管

JOGMEC

STEP4 本社が首都圏にあるかを確認

独自製品をあつかっているだけでも十分企業としては安定しています。

ただし、顧客が少ない=需要が少ないと元も子もないと言えます。

顧客の多い、少ないは一見して測ることはできません。ただ、本社(特に営業)が首都圏にあることで、少なくとも首都圏の顧客を持っていると言えます。

企業の本社や事業所は、通常会社ホームページの「事業所」の項目で確認することができます。

STEP3の一例として挙げた会社も、本社は東京です。

恐らく、あれだけ大きな製品を製造するのには、田舎の広大な土地の工場で製造するのがベストなのでしょう。機械設計部隊も一緒の工場で働く方が効率がいいはずです。

つまり、製造業にとっては田舎にもメリットがあり、機械設計エンジニアも田舎においても需要があるという事が言えます。

STEP5 グループ会社を確認

STEP3,4を満足していれば、ほぼ安定している会社と言えます。

最後にもう1つあげるとすれば、グループ会社があるかどうかになります。

中小企業なのにグループ会社があるのか?と疑問に思われるかもしれませんが、意外と結構あります。筆者の転職した会社も田舎にありながらグループ会社の1つです。

グループ会社であれば、仮に業績悪化しても、他のグループの業績が好調であれば問題ない場合もあります。会社の会計事情も何とかなるケースがあります。

会社ホームページに〇〇グループとあれば、グループ会社と言えます。

また、社長や会長の名前が、グループ会社にもあれば間違いないと言えるでしょう。

6.まとめ

本記事では、田舎への転職活動時の優良企業の探し方について解説してきました。

簡単にまとめると下記になります。

STEP1 有名な地場産業、中小企業ある地域を選択:

地域が活性化している移住先選択の為。優良企業に転職できても、住んでいる地域に不便が多いと転職する意味がない。

ポイント:有名な地場産業=転職先候補ではない

STEP2 転職サイトで求人情報確認:

大手転職サイトと地域特化転職サイトの両方で求人を確認。おすすめは下記。

STEP3 独自製品を扱っているかを確認:

独自製品=参入障壁が高い製品=競合が少ない

STEP4 本社が首都圏にあるかを確認:

首都圏に顧客がいる=企業の安定

STEP5 グループ会社を確認

グループ会社がある=企業の安定

それでは、皆さん素敵な田舎ライフをお過ごしください。

田舎への移住に迷われているのでしたら、こちらの記事も参考にしてみて下さい。

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まぐたく
まぐたく
田舎暮らし歴8年のアラフォーおじさんです。普段は中小企業でエンジニア、マネージャーをしております。 2015年に横浜から新潟へ移住してきました。現在は燕市という匠が集まる金属加工の町で暮らしています。 これから田舎で暮らしたい方に田舎の魅力を発信できればと思います。 たまにゲーム情報の発信もしています。
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