【もう失敗しない】自宅の庭で手軽にバーベキューをする方法
バーベキューと言えば、キャンプ場、川原、専用の施設等、限られた場所でしかできないと思っている人が多いのではないでしょうか。
田舎の住宅地では隣家との距離があるため、自宅に庭で手軽にバーベキューをすることが可能です。
本記事では簡単にバーベキューをする方法と、隣家へ迷惑にならない、初心者が気を付けるべきこと等、自宅の庭でバーベキューをするための情報をお届けします。
この記事を読めばいつでも手軽にバーベキューができるようになります。
私は・・・
・田舎暮らし8年のアラフォーおじさん
・横浜から新潟県燕市へ移住
・二人の子供の父
・5年前にハウスメーカーで注文住宅を建てました
・一年に5回程自宅バーベキューをしています
Follow @t02m061f- この記事でわかること
- ・自宅でバーベキューをするメリット、デメリット
・近所迷惑にならない庭の配置の一例
・バーベキューの手順
・バーベキューに必要な物
・便利グッズ
・片付け方法
・近所迷惑対策
2|庭の配置の一例
4-1|バーベキューコンロ/網
4-2|トング
4-3|炭
4-4|ガスバーナー/着火剤
4-5|テーブル
4-6|イス
4-7|ランタン/LEDライト
4-8|軍手
5|便利グッズ
5-1|バーベキュー用アルミホイル
5-2|充電式扇風機
5-3|トングハンガー
5-4|ランタンハンガー
5-5|虫よけ
7|片付け方法
7-1|炭の処分方法
7-2|網の洗浄
8|気を付けること
8-1|コンロの輻射熱、飛び火
8-2|近所迷惑
9|まとめ
1.庭でバーベキューをするメリット/デメリット
メリット
・予約不要
・プライバシー守れる
・時間を節約できる
・費用を節約できる
・天候に左右されない
・生鮮食品レシピが可能
デメリット
・大人数ではできない
・近所迷惑
メリット①:予約不要
キャンプ場やバーベキュー施設の予約をする必要がないため、いつでも手軽にすることができます。
メリット②:プライバシーを守れる
周りから見られることが無いため、友人や家族との特別な時間を過ごすことができます。周りを気にせずくつろぐことができます。庭にフェンス等の目隠しがあれば効果アップです。
メリット③:時間を節約できる
外出先に行く必要がなくなり時間の節約ができます。手の込んだ料理や、レジャーに時間を使うことができます。
メリット④:費用を節約できる
施設利用分の料金が節約できます。時間制限もないため、ゆっくりとバーベキューをすることができます。
メリット⑤:天候に左右されない
バーベキューは野外でするため、天気が悪いと中止せざるを得ません。
悪天候での道具の撤収は、体力的・精神的にきついものがあります。自宅でバーベキューをすれば、急な悪天候でも屋内に避難できます。
道具もとりあえずそのままにしておけば、晴れ間を見て撤収できます。
メリット⑥:生鮮食品レシピが可能
生物や野菜等の生鮮食品は、屋外だと鮮度が落ちてしまうためバーベキューのレシピとしては採用しにくいです。
自宅の庭の場合冷蔵庫があるので、生鮮食品も鮮度を保つことができ、レシピの幅が広がります。
デメリット①:大人数ではできない
自宅の庭は大きさが限られているため、収容人数には限りがあります。多くても3家族10~12人くらいが限度です。人数が多いと騒音で近所迷惑になる可能性もあります。
デメリット②:近所迷惑
騒音や煙・臭い、明かりが、近所の人たちにとって迷惑になるケースもあります。近所の人たちへの配慮が必要です。
2.庭の配置の一例
近所迷惑にならない一例として、筆者の家の配置を紹介します。だいたいの近隣との距離、広さがわかると思います。

都会と違い土地が広く、隣家が近いわけではないので近所迷惑になる可能性は低いです。カーポートの下でバーベキューをするので、煙の飛散リスクが低く、飛び火で庭を傷めることもありません。また多少の雨でもバーベキューをすることもできます。
3.バーベキューの手順
バーベキュー初心者に向けて手順を紹介します。
・食べやすい大きさに切る
・味付け
べーべキューを始める1~2時間前くらいから、炭に火をつけます
初心者が注意しなければならないのは、炭の火起こしです。
炭は炎がでている時ではなく、下の写真のように、芯が赤くなって静かに燃えている方が火力が安定します。そのため、熾火は調理に適しています。


炭の種類にもよりますが、火起こしは1時間~2時間前くらいに始めるとよいです。

バーベキューは火起こしが一番大事
熾火になるまでは、時間がかかります。
初心者の方は、ホームセンターで安く売っている炭の方が火が付きやすく扱いやすいです。バーベキューの途中で火力が足りなくても、継ぎ足せばすぐ火力がでます。
備長炭等の少し高級な物は、火がつきにくいので玄人向きです。その代わり火力の安定感、火の持ちは抜群です。
4.バーベキューに必要な物
最低限これだけあればバーベキューをできる物を紹介します。(皿や箸は割愛)
4-1:コンロ
コンロは炭や薪を燃やすタイプ、ガスで燃やすタイプ、電気タイプがあります。
炭を燃やすタイプは、立ちながら焼くタイプと座りながら焼くタイプがあります。
最近は焚火ブームもあり、座って焼くタイプのコンロが多いです。座りながら焼けるので、家族みんなでバーベキューに参加できます。
小さいお子さんがいる場合は、立って焼くタイプを使用し、少し離れたところで焼くと安全です。
当然ながら網も必要です。網は大抵コンロに付属されています。もしなかったら購入しましょう。


4-2:トング
トングは食べ物をつかむトングと、炭をいじるトングの2種類を用意しましょう。それぞれ専用のトングがありますので間違えずに用意しましょう。


4-3:炭
初心者は安価な炭で問題ありません。
筆者の経験では、安価な炭は燃え尽きるのが早いですが、着火までが早いので扱いやすいです。
火起こしはもちろん、途中で火力が足りなくなったら継ぎ足せばすぐ火が付くのでおすすめです。
備長炭は火力は安定します。しかし着火まで時間がかかるので、バーベキューの流れがわかってきたら使用してみることをオススメします。
4-4:ガスバーナー/着火剤
炭に火をつける時、チャッカマンやライターでは炭に火をつけることはできません。その場合は着火剤を用意する必要があります。
着火剤が無い場合は、ガスバーナーで炭に火をつけることがきます。
手軽なのは着火剤ですが、ガスバーナーは料理にも使えるので用意して損はありません。

4-5:テーブル
キャンプ用の折りたたみテーブルを用意すると、使用しない時収納できて便利です。人数が少ない時と多い時用に、2種類あれば安心です。


4-6:イス
ホームセンター等に売っている安価な折りたたみイスがあればいいです。テーブルと同じで使用しない時に収納できる物を選びましょう。
値は張りますがベンチは、複数人で使用できて便利です。


4-7:ランタン/LEDライト
夜にバーベキューをする時は、明かりが必要になります。
ランタンがあれば雰囲気が出ますが、ランタン用のオイルやガスが必要になります。
手っ取り早くすませたい人は、LEDランタンが最適です。電池式や充電式があるので、使い方にあわせて用意しましょう。


4-8:軍手
バーベキューは火を使うので、軍手があると熱いところでも、焼きの作業がしやすいです。
特に焼き鳥等の、串をひっくり返す時は手で直接返した方が速いです。
家に常備しおいても損はないので用意しておきましょう。
5.便利グッズ
無くても問題ありませんが、持っていると劇的にバーベキューが捗るアイテムを紹介します。
5-1:バーベキュー用アルミホイル
バーベキューコンロを使用する時、アルミホイルの上に炭をおくと後片付けが便利です。
終わったあとにアルミホイルを炭と一緒に丸めて捨てるだけです。
コンロも炭の汚れがすくなくなるので、洗う時間の短縮ができます。
5-2:充電式扇風機
炭に着火した時に、扇風機で風を送ることで着火時間を短縮できます。
キャンプでは火吹き棒を使ったりしますが、自宅なので簡単に扇風機で風を送りましょう。
5-3:トングハンガー
トングをひっかけておけるハンガーです。バーベキュー中のトングの置き場所に困っている人に便利なアイテムです。


5-4:ランタンハンガー
ランタンやライトをひっかけておけるハンガーです。
高い場所にランタンやライトを掛けておけるので、広範囲を明るく照らしてくれます。


5-5:虫よけ
夏場に必要です。自宅の庭では蚊取り線香を細かくして、土に刺しておくと良いです。
6.バーベキューレシピ
簡単にバーベキューレシピを紹介します。
基本的には、肉や野菜、貝等があれば良いと思います。簡単に焼けるウィンナーもおすすめです。
- 焼肉:牛、豚、鳥何でもOKです。
- 焼き鳥:業務スーパーに売っている冷凍が、簡単でおすすめです。
- ステーキ:じっくり炭火で火を通しましょう。気分が盛り上がる料理です。
- 貝類:ホタテ、カキ、サザエ、ホンビノス貝
- 魚:ししゃも、切り身等。おすすめはブリカマです。
- エビ:皮をむくのが面倒ですが、意外と子供受けします。
- きのこ:しいたけ、エリンギ等。肉が嫌いな人用。
- 野菜:トマトや長ネギは、焼きならではの味わいになります。
- つまみ:ウィンナー、ベーコン
- 主食:焼きおにぎり、焼きそば(鉄板使用)
- デザート:チョコマシュマロ。串にマシュマロを刺して、炭火で焼き目をつけて食べましょう。
7.片付けの方法
7-1:炭の処分方法
炭は燃えるゴミとして処分できますが、自治体によっては捨てれない場合もあるので注意が必要です。
炭は最後まで燃やして灰にしましょう。コンロが汚れにくく、まとめることができるので捨てやすいです。
灰にするまで時間がかかる場合は、水をかけて消化するか火消壺を使用します。水をかける場合は、水蒸気が飛ぶので火傷に気をつけて下さい。
7-2:網の洗浄
バーベキュー後の網には食材の油汚れが付着しています。
油は冷えると固まるので、熱いうちに洗浄するのが効果的です。
網をアルミホイルで覆い、火が付いている炭の上で放置すれば、油が炭化してボロボロ落ちてくれます。
その後に丸めたアルミホイルでゴシゴシ洗えば綺麗になります。油っぽさが残る場合は、食器用洗剤を使用すると効果的です。
8.気を付けること
8-1:コンロの輻射熱、飛び火
最近の焚火スタイルのコンロの場合、コンロと地面との距離が近くなります。
コンロからの輻射熱や飛び火で天然芝、人工芝が傷んでしまう可能性があります。
地面へのダメージを防止するには、耐熱シートを敷きその上にコンロを置くのがよいです。


8-2:近所迷惑
近所迷惑になってしまう原因としては、煙(臭い)、騒音、明かりが考えられます。
煙の原因は食材の油が炭に付着することで発生します。
対策としては、煙が出にくい炭を使用するのが効果的です。なら炭、オガ炭は煙が出にくいと言われています。その他には網ではなく、鉄板を使用するのも効果的です。
騒音は大人数で話さない、音楽をかけない等、べーべキューをする側の注意で対策できます。
明かりは、夜遅くまでバーベキューをしない、光源の強いライトを使用しない、目隠しフェンスを建てる等ご近所に配慮しましょう。
9.まとめ
自宅の庭で簡単にバーベキューをする方法をまとめました。
都会暮らしではなかなかできない、田舎ならではのメリットです。
キャンプ場等に行くよりも手軽にバーベキューができるので是非試してみて下さい。
ただし近所迷惑にもなりかねないので、できるだけ対策をしながら楽しくバーベキューをしましょう。
