【田舎暮らしの天敵】害獣の特徴と駆除業者10社比較【2023】

最近では、都会でも話題になる害獣と呼ばれる生き物たち。田舎で暮らしていると、害獣の被害に遭うことが少なくありません。
これから移住をしようとしている地域の害獣被害は大丈夫なのだろうか?あるいは、どんな害獣対策をすればいいか?被害にあった場合の対処法は?等、害獣に備えておいて損はありません。
筆者は8年前に横浜から新潟へ移住してきました。新潟でも漏れなく害獣被害はあり、筆者も周囲の人、会社の同僚から様々な話を聞きます。
この記事を読んで頂ければ、害獣に対しての知識が身に付き、事前の予防策を講じることができます。
また、万が一害獣被害に遭った際の対処法、駆除業者を選ぶ手助けになると思います。
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私は・・・
- 害獣の特徴
- 害獣への対処法
- おすすめ害獣駆除業者
1|害獣の種類・特徴
1-1|ハクビシン
1-2|アライグマ
1-3|イタチ
1-4|ネズミ
1-5|コウモリ
2|害獣の未然予防・対処法
2-1|害獣の未然予防
2-2|自分で害獣を追い出す場合
2-3|市役所・区役所に相談する場合
2-4|専門業者に依頼する場合
3|害獣駆除おすすめ業者
・駆除業者10社比較
・害獣駆除110番
・駆除ザウルス
・ハウスプロテクト
4|まとめ
1.害獣の種類・特徴
はじめに、下図は農林水産省より報告されている「全国の野生鳥獣による農作物被害状況について(令和3年度)」内の都道府県別の被害状況になります。

少し見にくいですが、東京・神奈川・埼玉等の首都圏は害獣による被害が少ないことがわかります。
一方で、首都圏以外の地方においては、害獣被害が多く、私たちの生活に切り離せない問題となります。
一般に害獣と言っても種類は様々です。基本的には農作物や水源を目的に出現しますが、私たちの生活圏内へ侵入してくることもあります。
・家屋損壊型害獣:ハクビシン、アライグマ、イタチ、ネズミ等
・鳥獣:カラス等の鳥類
・人へ攻撃型害獣:イノシシ
・森林破壊型:鹿
ここでは、最も私たちへの被害が大きい、家屋損壊型の害獣について特徴をまとめます。
害獣からの被害に共通するのは、下記となります。
・糞尿等の排泄物による家屋被害、衛生環境の悪化、悪臭
・足音、鳴き声等による騒音
・病原菌、寄生虫等の感染する病気の媒介
1-1:ハクビシン

- 東日本に多く生息している
- 全長90~140cmほど
- 野菜、果物が好物
- 庭の木等を登って家屋に浸入
- 一度住み着いた場所に定住する
- 糞が溜まり悪臭や菌をばら撒く
- 家屋被害、健康被害に至る
ハクビシンによる被害
屋根裏、軒下の損壊
ハクビシンは、庭の木やロープ等を登り、屋根裏や軒下へ侵入します。
ハクビシンが定住すると、同じ場所で排泄を繰り返す「ため糞」のため、屋根裏等が損壊していきます。
健康被害
ハクビシンの人間への影響には、下記によるものがあります。
・排泄:カビや微生物が繁殖する⇒呼吸器や皮膚への健康被害
・足音、鳴き声:騒音によるストレス
・病原菌:感染症、寄生虫
大量繁殖
ハクビシンは繁殖能力が強い生物です。そのため、一度定住した屋根裏で繁殖し始めると、排泄量も増加し、被害がより一層拡大します。
そうならない為にも、できるだけ早く対処することが大切です。
1-2:アライグマ

- 全国に生息している
- 全長140cmほど
- 雑食、生ごみを食すことも
- 庭の木等を登って家屋に浸入
- 作業小屋、廃屋に生息
- 繁殖力が強い
- 糞が溜まり悪臭や菌をばら撒く
- 家屋被害、健康被害に至る
アライグマによる被害
ペット、家畜への被害
アライグマは雑食であるため、人間の食べ物、ペットの餌、農作物等を荒らして食べます。
また、ペットや家畜が小型である場合、ケガを負わされたり、捕食されたりするケースもあります。
健康被害
アライグマは昼夜構わず徘徊します。
そのため、徘徊する各場所で排泄をします。
アライグマの糞尿は、周囲の衛星環境を悪くし、悪臭や細菌繁殖による健康被害をもたらします。
また、アライグマは病気、寄生虫、害虫を媒介している場合もあり、人間に感染すると大変危険な健康被害をもたらします。
大量繁殖
アライグマは下記のように繁殖力が強い害獣です。
・交尾期:2~3月頃
・妊娠期間:約60日
・出産時期:4~5月頃
・産仔数:3~6頭
・メスは2~6個体と交尾する乱婚性という特徴あり
・オスは生後1年半、メスは生後1年で繁殖へ参加
アライグマが繁殖すると、周辺一体に排泄による衛生悪化が懸念されます。
そうなる前に、速やかに対策をしましょう。
1-3:イタチ

- 西日本に多く生息している
- 体長40~60cm(オス)、25~50cm(メス)ほど
- 肉食
- 小さい穴、隙間から家屋に浸入
- 気性が荒く、攻撃的
- 肛門から強烈な臭いを発する
- 排泄物の量が多い
- 家屋被害、健康被害に至る
イタチによる被害
屋根裏、軒下の損壊
イタチは家の小さい穴、隙間から、屋根裏や軒下へ侵入します。
イタチは、1日に体重の40%以上を捕食する必要があります。(ネズミ、カエル、トカゲ等を餌にする)
そのため、代謝が非常によく、大量の排泄をし、天井裏が抜けてしまった・・・というケースもあります。
健康被害
イタチは大量の排泄をするため、悪臭や病原菌等の衛星環境の悪化が懸念されます。
イタチの排泄物は、非常に強烈な悪臭がするため、室内にいられなくなることもあるほどです。
イタチには肛門に臭腺と呼ばれる臭いを発する器官があり強烈な臭いを発します。外敵に襲われたときに逃げるために臭腺からこの強力な臭いを発することで身を守ります。同様に糞にも臭腺の臭いが付着します。そのため糞の形状でのイタチか判別が難しい場合は、臭いでの判別をすることも可能です。イタチの糞の臭いは、麝香(ムスク)を超高濃度にしたような臭いがするといった表現ができますが、平たく表現すると極度なアンモニア臭がします。※イタチの糞には様々な病原菌がついており空気感染で感染する病気もありますので至近距離で匂うことはしないようにお願いします。
ホームレスキュー株式会社より
1-4:ネズミ

- 全国に生息している
- 家に定住するネズミは3種類
- ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミ
- どこからでも家屋に浸入
- 家屋、ケーブル等何でもかじる
- 多くの菌を保有している
- 家屋被害、健康被害に至る
ネズミによる被害
家屋損壊
ネズミは何であろうと常にかじります。金属やコンクリートでもかじります。
実は、ネズミの前歯は非常に硬く、一生伸び続けます。そのため、ネズミは前歯を放っておくと、伸びた前歯で餌を食べることができなくなります。
ネズミは、様々な物をかじることで、前歯をちょうどいい長さに維持しているのです。
このような習性があるため、家屋の木材、鉄筋、壁等はもちろん、電源ケーブルといった物まで、かじってしまいます。
これにより、家屋の損壊や、最悪の場合火災も引き起こしてしまいます。
健康被害
ネズミは不衛生な場所を移動したり、巣を作ったりするため、多くの菌を保有しています。
ネズミが媒介する主な感染症としては、下記を引き起こします。
・鼠咬症:肺炎、肝炎、胃潰瘍を引き起こす
・アナフィラキシーショック:重度のアレルギー症状、全身の腫れ、意識障害、呼吸困難
・レプトスピラ症:黄疸、高熱、筋肉痛、全身出血
・サルモネラ症:食中毒の症状
・ハンタウイルス感染症:急性の高熱疾患
また、ネズミは感染症だけでなく、ダニや病原菌も保有しています。
そのため、広範囲に不衛生な環境を作り上げてしまいます。
そうなってしまう前に、早めに対処をするようにしましょう。
1-5:コウモリ

- 全国に生息している
- 体長4~6cmほど
- 小さい隙間から家屋に浸入
- 50~60匹の群れでいる場合が多い
- 大量の排泄物、多くの菌を保有している
- 家屋被害、健康被害に至る
コウモリによる被害
健康被害
コウモリは小さい隙間から、天井裏や軒下に浸入します。
コウモリの生態として、群れで生活をするケースが多く、一度定住してしまうと多数のコウモリが定住します。
そのため、糞尿の量が多く、悪臭や菌の繁殖につながります。
また、コウモリ自体にダニやノミが大量に寄生しており、それらが大量に増殖することも懸念されます。
2.害獣の未然予防・対処方法
2-1:害獣の未然予防
害獣は、食料と水場を求めて私たちの生活圏に入ってきます。
また、害獣も安心できる定住場所を求めて行動します。そのため、高所や、狭い場所から屋内へ侵入して外敵から身を守ります。
そのため、害獣からの被害を未然に防ぐには下記の事が大切です。
・害獣の餌となる生ゴミを放置しない
・ゴミ捨て場を綺麗に保つ
・家の庭や周囲に水場を作らない
・庭の木、枝を剪定して害獣が登れないようにする
・家の中へ通じる、小さい穴や、隙間を金網等で塞ぐ
どんなに対策しても、実際に被害に遭った場合どのように対処すればよいでしょうか。
対処法は主に3つ考えられます。
・自分で害獣を追い出す
・市役所・区役所に相談
・専門業者(害獣駆除業者)に相談
2-2:自分で害獣を追い出す場合
自分で害獣を対策したり、追い出したり、退治しようと考える場合下記のことに気をつけましょう。
・害獣を捕獲したり殺したりしてはいけない(鳥獣保護法)
・害獣の侵入経路を断つ、塞ぐ(庭の木の剪定、家の穴等を塞ぐ)
・害獣に合わせた、専用の対策グッズを使用する
・害獣に直接触れない
2-3:市役所・区役所に相談する場合
結論から言うと、市役所や区役所といった行政施設では、害獣駆除はしてくれません。
害獣駆除の相談窓口がありますが、あくまで相談に乗ってくれるだけです。
市役所職員が家に住み着いた害獣を駆除してくれるわけではないのです。
行政施設で主に下記のことをしてくれます。(市や区によって対応は異なります。)
・害獣駆除の許可
・罠・捕獲機の貸し出し
・害獣駆除業者の紹介
結局のところ、自分で駆除するか、駆除業者に頼むかということになります。
2-4:専門業者に依頼する場合
自分での対処が難しい場合、害獣駆除の専門業者に依頼することになります。
害獣業者を選ぶ際は、金額、対応の早さ、保証、駆除業者の信頼性を確認するいいと思います。また、一刻も早く対処したいという気持ちもわかりますが、駆除業者の相見積もりを取って、金額の確かさを確認することも大切です。
3.おすすめ害獣駆除業者
害獣駆除業者を調べてみると、その数の多さに驚くと思います。
害獣業者は、地域密着から大手企業まで様々で、どれを選べばよいかわからない・・・という方も多いと思います。
ここでは、害獣駆除業者10社の特徴を比較しています。それぞれ特徴があるので、確認してみて下さい。特に、住んでいるエリアに対応しているかは重要です。田舎に住んでいて対応してもらえない場合もあるので、必ず確認しましょう。
それでも迷われる方は、信頼性の高い3社に絞り込み詳細について解説しますので、参考にしてみて下さい。
駆除業者 | 害獣駆除110番![]() | 駆除ザウルス![]() | ハウスプロテクト![]() | 害獣プロテクト![]() | みんなの害獣駆除屋さん![]() | 害獣退治屋さん![]() | 害獣レスキュー隊![]() | 株式会社NEO![]() | 害獣の救助隊![]() | ホームレスキュー![]() |
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現地調査・見積 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
受付対応時間 | 24時間・365日 | 24時間・365日 | 24時間・365日 | 24時間・365日 | 7時~22時 | 最短即日対応 | 24時間・365日 | 8時~20時・365日 | 24時間・365日 | 24時間 |
対応エリア | 全国 | 全国(北海道・沖縄除く) | 関東・関西・東海・中四国・九州 | 全国 | 全国(一部地域除く) | 東京、神奈川、千葉、埼玉 | 関東・関西・東海・九州 | 東京・埼玉・神奈川・千葉・ 茨木・栃木・群馬・山梨・ 静岡・長野 | 神奈川・千葉・埼玉・栃木・茨木・ 群馬・山梨・静岡・滋賀・福岡・ 佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島 | 関東・関西 |
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害獣駆除110番

・インターネット調査「NO.1」4冠達成
顧客満足度(※1)、解決スピード(※1)、価格満足度(※1)、ご利用シェア(※2)
・全国対応(北海道、沖縄も対応)
・現地調査で、被害状況、駆除方法、手順等を丁寧に説明
・害獣を一匹残らず徹底的に駆除
・安心・安全に清掃・消毒
・害獣の侵入経路を塞ぎ再発防止
※1:実施委託先:ゼネラルリサーチ
※2:実施委託先:楽天リサーチ
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害獣駆除110番は、運営会社が東証上場企業であり信頼性があります。
加えて、インターネット調査4冠達成や、累計問い合わせ500万件に対応しているなど実績も十分な業者となります。
粗悪な駆除業者に依頼して、駆除作業が不十分であったり、高額請求されないためにも、信頼性が高く実績のある業者へ依頼することが、安心への第一歩と言えるでしょう。
全国対応
北海道や沖縄も対応エリアである業者は数少ないです。上記で挙げた10社の中では、害獣駆除110番だけです。
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地方の田舎に住んでいるけど、対応エリアかどうかわからない、不安だという方にも安心して相談できます。
駆除後も安心
害獣が残したフンや食べ残しの清掃と消毒、気になるニオイの消臭まで丁寧に実施。
害獣の排せつ物を放置していると、家の腐敗や害獣の再発生といった2次被害も引き起こします。害獣駆除は最後まで徹底的に実施してくれます。
また、害獣の侵入経路を塞ぎ被害の再発も防ぎます。
害獣でお悩みの方、まずは害獣110番に相談してみてはいかがでしょうか。公式にも他社との相見積も歓迎と記載があります。
見積だけでもしてもらうことをおすすめします。
駆除ザウルス

・メディア出演多数
・自治体等へのセミナー開催
・全国対応(北海道、沖縄は除く)
・完全自社施工で仲介手数料0円
・各キャンペーンに合わせて、料金割引がある
・最短即日に対応可能
・安心・安全に清掃・消毒
・害獣の侵入経路を塞ぎ再発防止
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信頼性の高い会社
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信頼性の高い会社
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ハウスプロテクトは、リフォーム会社が母体の駆除業者であるため、害獣の侵入経路をどんな小さい穴でも徹底的に塞ぐことができます。この再発防止の施工技術の高さから、最長10年の再発保証ができています。
もう害獣に悩まされたくないと考えている方、まずはハウスプロテクトに相談してみてはいかがでしょうか。
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4.まとめ
本記事では、害獣の種類と特徴、害獣への対処法、害獣駆除業者を解説しました。
大切なのは、害獣の家屋への侵入が疑われる場合、それを放置しないことです。
害獣からの被害は、次々と拡大していき、家屋破損や健康被害を発生させます。
また、自分で対処するより、専門の駆除業者に依頼した方が安全、安心です。
一生害獣のことで悩むより、専門業者に依頼して、害獣のいない生活を取り戻しましょう。